
<高校野球春季近畿地区大会大阪府予選:大阪桐蔭6-2履正社>◇18日◇決勝◇GOSANDO南港
大阪桐蔭が履正社に昨秋のリベンジを果たして、3年ぶりに春の大阪王者に立った。プロ注目右腕で主将の中野大虎投手(3年)が9回2失点で完投勝利。打線も4回に3得点で逆転するなど、6点を奪った。
背番号1を背負う中野が粘りのピッチングで存在感を示した。1、2回と安打で出塁を許しながら0点に抑えていたが、3回に長打を浴びて先制点を奪われた。6回にも適時打を浴びたが、1イニング複数失点は許さなかった。バットでも8回に左翼越えの2点適時打を放って笑顔を見せた。
昨秋は大阪決勝で対戦して3-8で敗れたが、リベンジに成功。24日開幕の春季近畿大会への出場権を得た。