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【とっておきメモ】阪神岩崎優“鉄仮面”の内側「私が得意なヤツなので」野球少年に明かした言葉


阪神の岩崎優投手がプロ通算100セーブを達成しました。この大記録の影には、彼の独特なメンタル術が存在します。特に、ピンチの時に「ハッタリ」をかますという手法を教えています。これは、どんなに不安でも「自分が投げれば絶対に勝てる」と自己暗示をかけ、それを信じて立ち向かうことです。彼のクールで冷静沈着なイメージから「鉄仮面」と呼ばれることもありますが、その内側には強い闘志があります。彼の言葉は、常にプレッシャーの中で活躍するプロ野球選手にとっても重要な教訓と言えるでしょう。

阪神対広島 通算100セーブを上げ、記念ボードを掲げる阪神岩崎(撮影・藤尾明華)

<とっておきメモ>

<阪神5-2広島>◇17日◇甲子園

阪神岩崎優投手(33)がプロ入り通算100セーブを達成した。

   ◇   ◇   ◇

忘れられない言葉がある。約1年半ほど前。岩崎が静岡自主トレ中に中学生への野球教室を行い、最後に質問会を開催した際の話だ。こんな質問が飛んだ。「ピンチでのメンタルの落ち着かせ方を教えて下さい」。それまでは島本や桐敷ら後輩に回答を振っていたが「私が得意なヤツなので言います」。自ら前に出た。

「“ハッタリ”をかます事です。不安とかもあると思うけど『俺が普通に投げたら絶対勝てる』と思って。実際そうじゃないかもしれない。けど、そう思わせて立ち向かってください」

守護神として登板する場面はいつも僅差の終盤戦。緊迫する場面でも表情を変えず、いつしか「鉄仮面」とも呼ばれるようになった。だが送った助言は周囲のイメージとは対照的なものだった。「鋼のメンタルの人とかいないと思ってる。でも、そうやって自分を奮い立たせて戦うんです」。

冷静沈着な姿は重圧と向き合い努力を重ねた結果。“鉄仮面”の内側には、闘志があふれている。【阪神担当 波部俊之介】

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