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【日本ハム】“雨男”達孝太「いいピッチングしてました」快投の夢を正夢に18日スライド登板


日本ハムの達孝太投手(21歳)は、ロッテとの試合が雨天で延期される中で、これまでも何度も経験してきた"雨男"ぶりを披露しました。彼はプロ入り以後、10回以上にわたって雨で試合が中止になっており、今回も試合前のキャッチボール中断を余儀なくされました。しかし、彼は「雨男」のレッテルを笑い飛ばしながら、晴れへの祈願を続けています。夢の中で見た好投が正夢になることを期待し、気持ちを切り替えて次の試合へ臨みます。彼の冷静な態度がチーム内での彼の評価を高めています。

ロッテ対日本ハム 室内練習場でキャッチボールを見守る日本ハム達(撮影・水谷安孝)

日本ハム達孝太投手(21)が、18日ロッテ戦(ZOZOマリン)にスライド登板する。先発予定だった17日同戦は試合開始30分前に雨天中止が決定。1軍公式戦では初めての経験となるが、2軍戦などでは何度も経験してきた“雨男”は仕切りなおしにも泰然自若。前夜に夢で見た快投を、1日遅れで正夢にする。

   ◇   ◇   ◇

達は笑うしかなかった。「朝から言われたんですよ。(宿舎で)朝ごはん行った時に『お~い』って、みんなに言われて。特にミヤさん(宮西)は『お~い』って、ずっと言ってましたね」。午前中から断続的に降っていた雨のおかげで、先輩たちから“雨男”イジりをされていたという。

プロ入り後に“雨男”になった。「1年目に(当時巨人の)中田翔さんにホームランを打たれた後に雨で中止(ノーゲーム)になって『ああ、良かった』って思ったのはあったんですけど、それが始まりだったんですよね…」。これまで10度以上は雨などで登板予定が流れてきた。

今季も天候に恵まれていない。「キャンプ中は2回くらい雨。あと仙台で雨の中で投げたり、カーミニークに行ったら雪が降ってたり(笑い)。そんな感じで今年は5、6回目ですかね」。3月上旬には東京・高円寺にある天気の神様を祭る気象神社を参拝して「晴守り」というお守りも購入。ただ、自然現象は自分でコントロールすることはできない。行き着いた考えは「あんまり、そこに感情を置かないこと。あんまり深く考えないようにすることが大事」ということだ。

だから、この日の雨天中止も「なんとも思わないんで」。中止決定前は「試合時間が遅れても調整できるように、1回(室内練習場に)キャッチボールしに行った」と軽く肩を温めた程度に抑え、すぐに気持ちも切り替えた。ちなみに「晴守り」に祈りながら就寝した前夜は「試合をやっている夢は見たんですけど…いいピッチングしてましたね」とニヤリ。仕切りなおしの一戦で夢を正夢にする。【木下大輔】

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