
J1アルビレックス新潟が18日、アウェーで岡山と対戦する。樹森大介監督(47)は23年~昨季までコーチを務めたJ2水戸で対戦経験のある相手に対し、「J1仕様にアップデートしている印象だが、苦手意識はない」と勝ち点3獲得に自信を示した。
プロの監督業をスタートさせて約4カ月。ここまで2勝7分け6敗と勝ち点は伸びていないが「勝てない相手はいない」と断言する。決定力、失点がかさむ守備と両面で取り組む課題は山積みだが、「提示したことを選手は素直に実行してくれる。そこをポジティブに感じながら、言われたことプラスアルファの部分も伸ばしてくれたら」。選手を信じ、ここから接戦を制するチームに変貌させていく。
初のJ1舞台を戦う岡山は守備強度が高く、力強いポストワークと単独突破が特長のFWルカオがカウンターの起点となる。新潟としては保持率を上げて要注意アタッカーにボールを触らせないのか、組織で自由を奪って逆カウンターを仕掛けるのか。指揮官は「両面を使い分けながら。気温もあってうちがボールを握れば相手はストレスを感じると思う。相手を見ながらサッカーをする」。3戦ぶり勝利のプランは練ってある。【小林忠】