
<ロイヤルズ3-10カージナルス>◇16日(日本時間17日)◇カウフマンスタジアム
カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(27)が、8試合連続のヒットを記録した。
「1番左翼」でスタメン出場すると、7回の第4打席で二塁への内野安打。9回は先頭で右前打を放ち、打線はヌートバーの安打から2点を追加した。
これで9日(同10日)のパイレーツ戦から、8試合連続の安打。打率を2割6分まで上昇させ、7本塁打、24打点、4盗塁、OPS(出塁率+長打率).808をマークしている。
ヌートバーは来年予定されている第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に、侍ジャパンでの出場を熱望。4月17日(日本時間18日)、ESPNなどでリポーターを務めるダニ・ウェクセルマン氏がX(旧ツイッター)で伝えた。WBCへの参加希望を尋ねると「ぜひ出たい」と答えた。
前回大会では侍ジャパンの1番打者として、7試合で7安打4打点2盗塁と優勝に貢献した。チームメートの大谷翔平投手(当時エンゼルス、現ドジャース)から腕時計をプレゼントされ「もし26年に戻ってこなかったり、他のチームで出場したりしたら返さなくてはいけないんだ。握手して約束したようなものだね」と話していた。
ヌートバーは埼玉県出身の母久美子さんが日本人という日系アメリカ人2世。日本語はほぼ話せないが、家では納豆やみそ汁といった日本食を食べていた。