
<巨人4-2中日>◇16日◇東京ドーム
巨人が土壇場の逆転劇で連敗を4で止めた。
1ー2とリードされた8回裏2死一、二塁で吉川尚輝内野手(30)が中日斉藤から今季1号3ランを右翼ポール際に打ち込んだ。
投手戦の展開。8回表に4番手で登板した大勢投手(25)が上林に甘く入った154キロ直球を捉えられ、バックスクリーン左へのソロ本塁打で勝ち越しを許した直後、主軸の意地の一発で勝利をつかんだ。
内角高めのスライダーをとらえた1発に、阿部慎之助監督(46)は「スロー(映像)見たらすごいボール打ってたので。尚輝しか打てないんじゃないかな。もう1回打ってといわれても多分打てないんじゃないかな」と称賛した。