
<ヤクルト-DeNA>◇16日◇神宮
DeNAトレバー・バウアー投手(34)が今季ワーストの6回6失点で先発の役割を果たせずに降板した。
1回、牧の先制ソロで援護点をもらうも踏ん張れなかった。1死からヤクルト武岡に粘られ、最後は四球で出塁を許す。続くのは試合前時点で通算7打数5安打と相性が悪く警戒していたサンタナ。2球目を左前打とされてピンチが広がった。
オスナはフェンス手前の中飛に打ち取るも、続く内山に一振りで仕留められた。2球目の内角151キロ直球を左翼席に運ばれ、逆転3ランを被弾。悔しそうな表情を浮かべたまま、着弾地点を約10秒見つめた。前日には「余計な出塁、そして盗塁を防ぐことが大事かなと思ってます」と話していたが、四球からピンチを広げて手痛い1発を浴びた。
3回には1死からサンタナに再び左前打を打たれ、通算の対戦成績は9打数7安打と悪いイメージはさらに広がった。この回は無失点で切り抜けるも、4回1死から山田にソロを許し4点目を失った。
6回には1死から内山と北村拓に連打を浴びて二、三塁とされ、再び山田に2点適時打を許した。今季初の中6日の登板は94球を投げて6回7安打6失点、3奪三振2四球。7回に代打が送られて降板となった。