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【WEリーグ】新潟L川澄奈穂美「自分たちへの挑戦」昨季超えへ 17日広島とホームで最終節 


アルビレックス新潟レディースは、今季最終節で広島と対戦する。新潟Lの川澄奈穂美主将は「勝利」に向けた強い意志を示しており、シーズン初の4連勝を目指している。チームは既に3連勝中で、攻守がうまく噛み合っている状況だ。広島との試合は去年と同様の4位フィニッシュを狙うが、川澄は勝利にこだわり、シーズンを最高の形で締めくくりたいと意気込んでいる。チームのコンセプトである「堅守柔攻」が浸透しており、シーズン通して守備の堅固さと多様な攻撃スタイルが強みとなっている。来シーズンへの期待も込めて、この試合で良い結果を出し、サポーターに応えたいと熱意を語っている。

練習でパスを出す新潟L川澄(撮影・小林忠)

WEリーグで4位のアルビレックス新潟レディース(L)が17日、ホームで迎える今季最終節で5位広島と対戦する。両軍の勝ち点差は3。新潟Lは引き分けでも4位フィニッシュとなるが、主将のMF川澄奈穂美(39)の眼中には「勝利」の2文字しかない。試合開始1秒からフルパワーでゴールに襲いかかり、今季初の4連勝でシーズンを締めくくる。

   ◇   ◇   ◇

来いや、広島!! 新潟Lは最終戦で△以上で昨季と同じ4位フィニッシュが決まるが、川澄主将は○を渇望している。チームは最終盤に来て今季初の3連勝中。攻守両面がガッチリとかみ合っている。

「昨季は勝ち点41。次の最終戦で勝てば42で上回れる。負け、引き分ければ下回ることになる。そこは自分たちへの挑戦。勝てば4連勝だけど、普段通り、みんなで22分の1という一戦必勝スタイルでピッチで闘う」

開設するブログのタイトルのように、スピードで右サイドを席巻する「ROAD RUNNER」。今シーズンはここまで21試合出場で2得点をマークするほか、超絶クロスでも多くの好機を演出する。サイドMFは攻守両面にハードワークが求められ、ここ7戦は途中交代が続くが「チーム力の底上げを感じてるので交代しても『あとは任せたぞ』とピッチを退ける」。仲間を信頼するからこそ、試合開始から出し惜しみせずにピッチを走り回れている。

ホームで迎える今季ラストマッチ。「最終ラインが堅く、個人レベルも高い」と広島を警戒しながらも、「時にはアバウトなボールを入れてみたり。一瞬の隙はできるはずなので、そこを自分たちが逃さずに突いていきたい」とニヤリ。ゴールへの到達ルートはイメージできている。

加入2季目の今シーズンもタイトルには届かなかったが、チームのコンセプト「堅守柔攻」は浸透し、自信も深まっている。

「最後の1個をどう戦うか。タイトルがない中でみんながどう取り組んで、熱量を出していくか。そこで結果を出して、初めて来季につながると思う。サポーターにしっかりとした姿勢を見せる」

最高の形でシーズンを完走する。【小林忠】

○…橋川和晃監督(54)は就任2年で、堅い守備から柔軟な攻撃を仕掛ける「堅守柔攻」をチームに浸透、進化させている。最終節を前に得点数は昨季の26点から29点にアップ。失点数は同18点から19点と横ばいだ。「攻守でいろいろな形ができて決定機は作れている。あとが決めきるところ。そこはまだまだだね」。得失点差は広島が2点上回っているため、負けて勝ち点が並べば、順位がひっくり返る。敵地での前回対戦は0-1で敗戦。リベンジを果たし来季につなげる。

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