
<ドジャース-アスレチックス>◇15日(日本時間16日)◇ドジャースタジアム
横浜やドジャースなどでプレーした斎藤隆氏(55)が、解説を務めたNHKBSで金慧成(キム・ヘソン)内野手(26)の守備を絶賛した。
「9番二塁」でスタメン出場すると、6-2の3回無死の二ゴロを捕球。金慧成は深めに守っていた一塁手フリーマンが一塁ベースに入るのを確認し、ツーステップでタイミングを合わせてから送球した。
斎藤氏は、金慧成のこのプレーに注目。「フリーマンがベースに入るタイミングを計って、スローするんですよ。技術があってのものですけど、ああいうタイミングを取るのも野球の勉強になりますね、子どもたちには特に」と評価した。
金慧成は2回1死一塁の第1打席で、右前打を放って好機を拡大。1死一、三塁とすると大谷翔平投手(30)の右犠飛による追加点へとつなげた。金慧成はベッツの打席で二盗に成功。相手野手のスパイクと左手が交錯し、トレーナーが駆けつけるもプレーを続行した。
3回1死一、二塁の第2打席では、左前へ適時打を放ち、2試合連続で打点をマークした。14日(同15日)の同戦では、メジャー初本塁打となるソロを放っていた。