
<楽天2-5ロッテ>◇15日◇東京ドーム
ロッテ高卒2年目右腕の木村優人投手(19)がプロ初セーブを挙げた。
3点リードの9回に登板。「9回だからといって無駄に力入れるんじゃなくて、いつも通り投げました」と2人の走者を許したが無失点におさえた。「結果的にセーブがついて、本当にいい経験ができたんで、次の登板も緩むことなく、しっかり1人1人のバッターに対して投げていきたい」と引き締めた。
▼19歳11カ月の木村がプロ初セーブ。10代でセーブを記録したのは19年平良(西武)以来で、ロッテでは74年に4セーブの三井、88年伊良部、90年前田に次いで35年ぶり4人目。また、捕手も19歳8カ月の寺地。10代バッテリーでセーブを挙げたのは、85年渡辺久-仲田(西武)以来40年ぶり2組目。2人は5月17、18日の阪急戦2試合でマークし、渡辺久は19歳9カ月、仲田は19歳3カ月だった。