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故ピート・ローズ氏の資格回復、MLBコミッショナー決定 “シューレス”ジョーも


MLBは、故ピート・ローズ氏の永久追放処分を終了し、その資格を回復することを決定しました。この決定は、MLBコミッショナーのマンフレッド氏が「死亡した人物は野球の清廉さを脅かせない」との方針に基づくものです。これにより、ローズ氏は永久追放者リストから外れ、米野球殿堂入りの資格も初めて得る可能性が出てきました。ローズ氏は、メジャーリーグで歴代1位となる4256安打を記録しましたが、野球賭博への関与で1989年に永久追放されました。彼は83歳で亡くなるまで資格回復を訴え続け、遺族も請願をしていました。この決定で、シューレス・ジョー・ジャクソン氏など過去の類似事例も見直され、合計16人の資格が回復されました。トランプ元米大統領は、ローズ氏への恩赦を示唆していました。

ピート・ローズ氏(2016年7月撮影)

MLBは13日(日本時間14日)、歴代1位のメジャー通算4256安打を記録しながら、野球賭博への関与で永久追放となった故ピート・ローズ氏の資格回復を決定したと発表した。マンフレッド・コミッショナーが、永久追放の処分は対象者が死亡した時点で終了するとの方針を決めた。

同コミッショナーはローズ氏の弁護士に対し「亡くなった人物が野球の清廉潔白さを脅かすことはできない」「したがって、永久追放処分を受けた人物が亡くなった時点でその処分は終了し、ローズ氏は永久追放者リストから外されると結論付けた」と通達した。

米メディアによると、ローズ氏は米殿堂入りの資格も得るとみられ、27年12月に行われる時代別委員会の投票(全米野球記者協会による殿堂選定から漏れた選手を救済するための措置)で選出されれば最短で28年の殿堂入りが可能となる。レッズなどで活躍し、89年に永久追放処分を受けた同氏は再三、資格回復を訴えてきたが、認められず昨年9月に83歳で死去。遺族から請願が出されていた。トランプ米大統領は恩赦を与える意向を示している。

今回の決定により、ローズ氏のほか1919年のワールドシリーズで八百長をしたとされる伝説の名選手、“シューレス”ジョー・ジャクソン氏ら16人が資格を回復した。

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