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コベントリー坂元達裕、延長戦までフル出場もサンダーランドに延長戦で敗北 来季プレミアは消滅


コベントリー・シティはサンダーランドとの昇格プレーオフで、PK戦間際の試合終了間際に決勝点を許し、プレミアリーグ昇格の夢が絶たれた。MF坂元達裕は延長戦までフル出場し、チャンスを演出したものの、1対1で試合は引き分けに終わり、2戦合計2対3で敗退した。坂元は試合中、サイドラインからの攻撃を試みるなど奮闘したが、ゴールを決めることはできなかった。試合はPK戦に入るかと思われたが、後半の追加タイムでのサンダーランドのゴールにより、劇的な形での決定打を許し、コベントリーは敗退した。

コベントリー・シティの坂元達裕(ACTION IMAGES=ロイター)

<プレミアリーグ昇格PO:サンダーランド1-1コベントリー>◇13日(日本時間14日)◇準決勝第2戦◇サンダーランド

コベントリーMF坂元達裕(28)はアウェーサンダーランド戦に延長戦までフル出場したが、1-1で引き分け2戦合計2-3で敗れた。

4-2-3-1の右MFで出場。攻撃となるとサイドライン際にポジションを取り、チャンスを演出した。前半39分には足もとでパスを受けるとドリブルで縦へ行くと見せてカットイン。ファーサイドへ正確なインスイングのクロスボールを送り、FWメイソンクラークが頭で落とし、MFルドニが押し込もうとしたがボールはゴールバーを超えた。決定機だった。

チームは後半31分、メイソンクラークが右からDFファネバイクが送ったクロスボールを右足インサイドで押し込み、この試合の均衡を破るとともに2戦合計2-2の同点とした。

決着は延長戦に持ち込まれ、前半2分には坂元が左サイドのポケットに流れてパスを引き出し、ゴール前へ浮き球のパス。いったんボールは流れたが、今度は右からクロスボールが入ると坂元は相手選手と競り合いながらヘディングシュートを放った。ゴール左へ外れ、勝ち越しとはならなかった。

そして勝負はPK戦へ突入かと思われた後半追加タイムの17分、CKからフリーとなったDFバラードにヘディングシュートを許した。ボールはクロスバーに当たりながらゴールイン。ラストプレーでの劇的な決勝点となった。

サンダーランドの選手たちが歓喜を爆発させる中、坂元はコベントリーの来季プレミアリーグ消滅にぼう然とした。

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