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【巨人】リチャード、豪快“あいさつ弾”「フレッシュな気持ちで」即先発起用の阿部監督に応えた


13日、広島対巨人の試合で、ソフトバンクから巨人へトレードで移籍したリチャード内野手が早速結果を出しました。5回に広島の森翔平投手からソロ本塁打を放ち、チームの流れを変えるきっかけを作りました。リチャードは試合前に入団会見を行い、「フレッシュな気持ちで打席に立つことができた」と振り返ります。巨人の岡本選手の長期離脱を受けてのこの出来事は、チームにとって新たな起爆剤となり得るものでした。監督の阿部慎之助も彼の活躍に期待を寄せています。リチャードは過去に5度本塁打王を獲得した実績があり、その全盛期の力を発揮しつつあります。

広島対巨人 5回表巨人無死、ソロ本塁打を放ったリチャードはナインの出迎えに笑顔を見せる(撮影・上田博志)

<広島-巨人>◇13日◇マツダスタジアム

ソフトバンクから電撃トレードで巨人に加入したリチャード内野手(25)が、移籍後即「7番三塁」でスタメン出場。0-3の5回、広島先発の森翔平投手(27)から3年ぶりとなる今季1号をぶっ放し、阿部慎之助監督(46)の起用に応えた。143キロを捉え、夜空に舞った打球は、大きな放物線を描いて左中間席に突き刺さった。リチャードはこの日の試合前、入団会見を終えたばかりだった。

   ◇   ◇   ◇

豪快な“あいさつ弾”だった。3点を追う3回、リチャードは広島先発森の甘く入った143キロ直球を強振した。左中間スタンド最前列に放り込み、ベンチの祝福に笑顔をみせた。1軍ではソフトバンク時代の22年7月13日オリックス戦以来3年ぶり。“ロマン砲”の魅力十分、名刺代わりの今季1号だった。「これまでは1打席目の三振を引きずって打席に立っていたが、みんなの『切り替えて』という言葉が素直に入ってきました。フレッシュな気持ちで打席に入ることができました」と、仲間に感謝した。

チームの窮地に白羽の矢が立った大器だ。6日の阪神戦(東京ドーム)で主砲岡本が左肘靱帯(じんたい)を損傷し、長期離脱した。内野を守れる長距離打者の条件に合致し、12日にソフトバンクから交換トレードで加入した。この日、マツダスタジアムで入団会見に臨み、7番三塁でいきなりのスタメン起用となった。阿部監督は試合前、「守備も上手だと聞いているし、起爆剤になってくれればうれしい」と期待を寄せていた。

ウエスタン・リーグでは昨季まで5年連続5度の本塁打王と3年連続4度の打点王を獲得してきた。移籍にあたり、巨人OBでもあるソフトバンク王球団会長から「君にとっては大きなチャンスだから頑張ってきなさい」とエールをもらっての新天地だった。変わらず背番号「52」を背負う25歳にとって、心機一転の最高の初戦となった。

先発の戸郷は初回に8球連続ボールと、立ち上がりに苦しんだ。22年8月18日DeNA戦(横浜)以来3年ぶりの押し出しを含む3四球で先制点を献上すると、2回には中村奨に被弾、3回は小園に適時打、5回には末包に被弾と、なかなか乗り切れなかった。【阿部健吾】

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