
ソフトバンク小久保裕紀監督(53)が13日、2対1の交換トレードで巨人から加入することになった秋広優人内野手(22)と、大江竜聖投手(26)に期待した。
秋広は23年に自己最多の121試合に出場し、打率2割7分3厘、10本塁打、41打点をマーク。パンチ力のある打撃を持ち味とし、守備では一塁に加え、外野の両翼も守れる。小久保監督は「ジャイアンツの中でプロスペクトだった選手。花を咲かせられるような手伝いをしないといけない」と話した。さらに、起用について「一塁と左翼。明日練習を見て、全然すぐ(1軍)とかは考えていない」と語った。
大江は貴重な中継ぎ左腕として期待を寄せた。今季は1軍未登板も、通算149試合に登板。7勝0敗、34ホールド、防御率3・75と経験は豊富だ。チームは現状で左の中継ぎはダーウィンゾン・ヘルナンデス投手(28)、ロングリリーフもこなす松本晴投手(24)の2投手。小久保監督は「左のサイド、スリークオーターでスライダーの曲がりが大きい。そういう投手は今、ホークスにいないので。倉野コーチと相談しながら」とワンポイント起用も含め、大きな戦力になる可能性は高い。