
<パドレス-エンゼルス>◇12日(日本時間13日)◇ペトコパーク
エンゼルス菊池雄星投手(33)が6回4失点で降板し、またも今季初勝利を逃した。
初回に2死二、三塁のピンチを背負うも、ボガーツを中飛に打ち取り無失点で切り抜けた。2回には靴ひもがほどけて転ぶアクシデントが起きたが、けがはなく、3者凡退に抑える投球を見せた。
しかし、味方打線から2点の援護をもらった直後の3回、2死から3連打を浴びて1点を失うと、続く打者のゴロを自らが悪送球する痛恨のミスでさらに2失点。この回3失点ですぐさま逆転を許してしまった。
4回は無失点に抑えたが、5回先頭のタティスに低めのスライダーをバックスクリーンに運ばれ追加点を奪われた。
菊池はその後粘投を見せるも6回98球4失点、この日の最速は96.4マイル(約155キロ)だった。