
中日ドラフト1位金丸夢斗投手(22)が12日、今後に備え甲子園での虎党の熱狂的応援を肌で感じ予習してきたことを明かした。
9日からの阪神3連戦に同行した。「土曜日(10日)は6回くらいまで見ました。やっぱり直接甲子園の雰囲気を味わいたかった」。左翼外野席と三塁内野アルプス席の間のリリーフカーが通る通路から、顔をのぞかせた。「いずれは投げると思うので、その圧に負けないようにと思いながら見ていました」。マウンドで投げる自分の姿を想像しながら、揺れるメガホン、トランペットの音、選手を後押しする大声援を目に焼き付けた。
半年ぶりに兵庫・神戸市の実家に顔を出すなど、地元でリフレッシュもしてきた。
プロ初勝利を狙う次回登板は16日からの巨人3連戦(東京ドーム)が濃厚。この日は遠投や投内連係などで汗を流した。