starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【ソフトバンク】王会長が気にかけてきた逸材リチャード 愛される「ロマン砲」巨人へ電撃トレード


12日に、巨人とソフトバンクの間で2対1の交換トレードが成立しました。巨人からは秋広優人内野手(22)と大江竜聖投手(26)、ソフトバンクからは砂川リチャード内野手(25)が移籍します。リチャードはその特異なキャラクターで知られ、プロ野球界で注目を集めていました。彼はウエスタン・リーグで本塁打王と打点王を複数回獲得しており、その潜在能力が評価されています。しかし、1軍では限られた成果にとどまり、新天地での活躍が期待されています。リチャードは沖縄出身で、米国人の父と日本人の母を持っています。ソフトバンクの育成ドラフト3位として入団し、その後支配下登録されました。

砂川リチャード(左)秋広優人(右上)大江竜聖

巨人秋広優人内野手(22)大江竜聖投手(26)とソフトバンクのリチャード内野手(25)の2対1の交換トレードが両球団の間で成立したことが12日、分かった。

リチャードは天真らんまんで愛されるキャラだった。その一言一句、一挙手一投足に注目が集まる。プロ初猛打賞を記録した昨年5月1日は、二塁ベース上で中腰ながら右手拳を突き上げ、左手拳は太ももの上。「勝手に出ちゃいました」。本能のままに繰り出したポーズは師匠山川から「ダサい」と酷評され「もうやらないっす」と苦笑い。不覚にも何度も周囲を笑わせた。山川が「それがあいつの才能ですよ。テレビつけててもリチャードが打席にいたらチャンネル変えないじゃないですか」と認めていた。

17年育成ドラフトで入団し、入団時からパワーは桁違いだった。21年9月5日のオリックス戦(当時ペイペイドーム)ではプロ1号が逆転満塁弾。あの衝撃アーチから「ロマン砲」の覚醒は今か今かと首脳陣やファンは待ち続けていた。「世界の王」が常に気にかけていたのも期待の大きさの動かぬ証拠だった。

王球団会長は「見てるからな」「期待はもうずっと、何年も大きい」「飛ばす力は間違いないんだから」と再三にわたりリチャードを鼓舞してきた。春季、秋季キャンプで王会長によるリチャードのマンツーマン指導は風物詩。「もうとにかく、いいものを持ってるんだから」。プロ野球史上最もホームランを打ってきた王会長が諦めずに追い続けてきた逸材だった。

ウエスタン・リーグでは前人未到ともいえる5年連続5度の本塁打王と3年連続4度の打点王を獲得。それでも1軍では100試合出場で、打率1割6分、10本塁打、27打点にとどまった。本塁打は22年の3本塁打以来出ていない。新天地で本当の、本当の覚醒を目指すことになった。

◆リチャード(砂川=すながわ=リチャード)1999年(平11)6月18日生まれ、沖縄県出身。沖縄尚学から17年育成ドラフト3位でソフトバンク入団。父オブライエン・ジャンさんは米国人、母あけみさんは日本人。20年3月に支配下登録。ウエスタン・リーグでは昨季まで5年連続5度の本塁打王と3年連続4度の打点王を獲得している。オフには山川らと故郷・沖縄で自主トレを行った。189センチ、123キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸1000万円。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.