
<日本ハム4-0楽天>◇11日◇エスコンフィールド
日本ハム新庄剛志監督(53)が楽天渡辺翔太投手(24)の対応力に舌を巻いた。試合後に「今日の田宮くんのケース。(楽天の)渡辺くん、うまかったですよね。あのクイックで(三塁走者の動きを)見ながらワンバンわざと投げて」と苦笑いで振り返ったのは、7回1死三塁の場面だ。
新庄監督は打者田宮にスクイズのサインを出した。渡辺翔がモーションに入ると同時に三塁走者の五十幡がスタートしたが、渡辺翔は機転を利かせてワンバウンド投球。さすがに田宮もバットに当てられず、五十幡は本塁で盗塁死。指揮官も「あれはちょっと当てられないから」と、お手上げだった。