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【東京V】城福監督「今日の勝ち点ゼロは100%私の責任」松橋の緊急ボランチ起用など采配裏目


東京ヴェルディの城福浩監督は、ホームでの湘南ベルマーレ戦での敗因を自身の采配ミスと明言した。試合は0-2で敗北し、特に交代策が裏目に出たことを反省している。後半に攻撃的な選手を投入したものの、結果的に守備のバランスを崩し、先制点をコーナーキックから許してしまった。さらに終盤には配置が乱れ、カウンターから追加点を奪われた。監督は選手交代のタイミングに早まった判断があったと述べ、試合の勝ち点を失った責任は自分にあると語った。また、ボランチ起用の選手の選択にも問題があったが、緊急の措置だったと釈明している。

<明治安田J1:東京V0-2湘南>◇11日◇第16節◇味スタ

東京ヴェルディ城福浩監督(64)が、敗因を自らの采配ミスと断言した。

ホームで湘南ベルマーレ相手に先制できそうでできない中、早めに動いたことが裏目となった。

得点を奪うため前への推進力ある2選手を投入した。後半13分にボランチの食野に代えて松橋を、右シャドーの斎藤に代えて山見が出場。ここでボランチがポイントとなった。

平川を出場停止で欠いていた。そこに斎藤、食野を下げたことで本職はサイドアタッカーの松橋が、森田と組んでボランチに入った。しかし、この時間帯から流れが湘南へ傾き、結果的に同17分にCKから先制点を奪われた。

さらに試合の最終盤は、松橋をボランチから一列前に上げ、シャドーで出場した川崎が中盤に下がるなど突発的な配置となり、湘南に追いつくどころか逆に追加タイムにカウンターから駄目押しのゴールを奪われていた。平川不在が大きかったとはいえ、チグハグ感は否めなかった。

松橋をボランチで起用した理由を問われると、城福監督は「0-0で終わりたくなかったし、さらに圧力を増したかった。攻撃的なボランチという意味では、我々はカードを持っていなかったので、松橋は推進力であるとか(ボールを)刈り取る力、(ボールを)収める力を含めて、彼をそこに据えた。その前に斎藤功佑も足がつっている情報があった。(松橋をボランチに置く)案はあったんですけど、3つ目、4つ目の案だった」。

この日の味スタの気温は25・9度の夏日。足がつりそうな選手が複数おり、その情報をもとに、ほぼぶっつけ本番の緊急措置に動いたようだ。

「ボランチを組ませようとした選手の状況が、自分の判断を間違わせたというか、自分が判断を早まりすぎたなと思います。本当に足がつって動けなくなった時でも良かったなと。彼らが悪いというより、自分の判断が悪かった」と反省の弁を述べた。

そういう事情も踏まえて「前半は自分たちの時間が長かったこと、後半の入りが悪いところだけの印象で、早め早めの交代カードを切ったことが、自分たちで流れを手放しと思っているので、今日の勝ち点ゼロは100%私の責任だと思っています」と厳しい表情で振り返った。

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