
<阪神1-0中日>◇11日◇甲子園
阪神ドラフト1位ルーキー伊原陵人投手(24)が、プロ2勝目を挙げた。
5回終了時点で球数は52球の省エネ投球。6回は中日の代打鵜飼、1番岡林に連打を浴びた。2番カリステ、3番上林を抑え、2死一、三塁で、4番中田を迎えて降板。2番手湯浅が無失点で切り抜け、7回以降も救援陣が相手に得点を許さず、勝利投手となった。
5回2/3で66球を投げ、4安打、無四死球、2奪三振で無失点の好投。「前回はちょっとボールが高かったり、ボール先行の部分もあったので、とにかくリズム良くいくのを、修正の部分で心がけた。最初は良かった」と話した。
「母の日」に勝利。「勝ちは僕だけのものじゃない。野手の皆さんが打って、守ってくれて、今日も中継ぎの皆さんが抑えてくれて、僕に勝ちが入ってきている。チームで勝ったことが一番でかいし、親にはとにかく一生懸命頑張っているとこを見てもらうのが大事」と気を引き締めた。
打撃面では、4回2死一、二塁の第2打席で、空振り三振に終わるも、トルピード(魚雷)バットを使用していた。