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【日本ハム】新庄監督の発案、試合前に野手全員参加「特別バント講座」実施 レイエスらも練習


10月11日、日本ハムの田中賢介スペシャルアドバイザー(SA)が、試合前練習で野手全員を対象にした「特別バント講座」を行いました。新庄剛志監督の要請で実施されたこの講座では、田中SAがバントの重要性とその精神的な側面を強調しました。日本ハムは今季、強力な打線が目立つ一方、犠打の成功が極めて少なく、24試合連続で犠打ゼロという記録を更新中です。座学と実践を通じて選手たちはバントの技術向上に努めました。投手たちがバントの成功をメンタルの要素として捉えることが重要だと田中SAは指導し、今後も継続的なトレーニングを計画しています。

日本ハム対楽天 バント指導をする日本ハム田中SA(撮影・黒川智章)

<日本ハム-楽天>◇11日◇エスコンフィールド

試合前練習で野手全員参加の「特別バント講座」が行われた。

2月の春季キャンプ中に新庄剛志監督(53)から“特命バントコーチ”に任命された田中賢介スペシャルアドバイザー(SA=43)が、まずはバッターボックス付近に野手を集めて座らせて身ぶり手ぶりを交えながらバンドの極意を伝授する座学を実施。清宮幸、万波、レイエスらも真剣に耳を傾けた後、バント実践練習を1人1回ずつ行った。

今季の日本ハムは超強力な「海賊打線」が売りで犠打の企図数自体も少なかったが、数少ないバント機会も失敗が続くなど、開幕から24試合連続犠打ゼロのプロ野球記録を更新。4月29日ソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)で山県がチーム初犠打を決めて以降、ここまで34試合消化でチーム犠打は「5」。12球団最少だ。

07年に当時パ・リーグ記録のシーズン58犠打を記録したバントの名手、田中SAは「先週ぐらいに監督の方から『ちょっと全員にバントの話を』っていう形で」と「特別バント講座」実施の経緯を説明。座学では「バントって難しいもので、技術的なことはあるんですけど、やっぱり非常にメンタル的なことの要素が大きい。その話と、やっぱりこれからどんどん大事な試合とかCSとか日本シリーズとかいった場面で、いかに決められるチームになるのかは強いチームになるための条件であると思うんで、そこに向けてもしっかり準備しようという話」をしたという。

バントの極意は「技術っていうよりも気持ち。メンタルの方が大きい」と田中SA。通常の打撃練習が始まると、個別のバント練習でも熱心にアドバイスを送った。今後も継続的に指導していく。

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