
<米大学野球リーグ:スタンフォード大6ー10グランドキャニオン大>◇10日(日本時間11日)◇カリフォルニア州スタンフォード
高校通算140本塁打を誇る米スタンフォード大・佐々木麟太郎内野手(20=花巻東)が、今季7号本塁打を含む3安打と大暴れした。
グランドキャニオン大戦に「5番一塁」で出場し、4-4の7回2死一塁の第4打席で、右中間へ勝ち越しの7号2ラン。打球速度107マイル(約175キロ)、飛距離425フィート(約130メートル)角度33度の豪快な1発で、本塁打は6日以来2試合ぶりだった。
1回の第1打席は空振り三振、3回無死走者なしの第2打席は右二塁打、5回2死走者なしの第3打席は右前打で、9回の第5打席は二ゴロで、あと三塁打が出ればサイクルという5打数3安打、2打点の猛打賞。打率は2割8分7厘となった。
チームは途中まで接戦だったが、8回に一挙6点を奪われ逆転負けした。
佐々木は3月15日のデューク大戦でリーグ戦初アーチを含む2本塁打。翌16日の同カードでも2試合連発となる3号、22日に4号を放った。4月20日のノートルダム大戦で16試合ぶりとなる5号、6日に9試合ぶりの6号を放っていた。