
<高校野球春季兵庫大会:東洋大姫路2-1報徳学園>◇10日◇決勝◇明石トーカロ
報徳学園が東洋大姫路に敗れ、2季ぶりの県大会優勝を逃した。
2回に岸本玲哉外野手(2年)のソロ本塁打で先制したが、追加点が奪えず6安打1得点のみ。投手陣は先発の荒井創太投手(3年)と中尾勇貴投手(2年)が2失点に抑えたが、接戦を落とした。
大角健二監督(44)は今春の収穫を「夏に向けて柱を作りたいというところでは岡田、中尾が経験できたというところが大きかったですよね。そこに加えて今日の荒井もしっかりゲームを作ってくれましたから」と投手陣には手応えを得たようす。
ただ、野手陣にはハッパをかけた。「ピッチャーを勝たせてあげるのが経験のある橋本、山岡の仕事ですから。もっと引っ張ってほしい」。前チームからレギュラーだった主将の橋本友樹内野手と山岡純平内野手(ともに3年)に奮起を促した。