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松井秀喜氏、話題の魚雷バット試し打ちを希望「どんな感覚なんだろうは気になる」


元ヤンキースの松井秀喜氏がトルピードバットについて語り、練習では試してみたいと述べたが、試合での使用には否定的。彼は遠心力を重視する打撃スタイルのため、魚雷バットのコンセプトとは合わないと指摘した。とはいえ、どんな感覚か気になると述べ、将来的に野球教室で試すことに前向き。指導中には98メートルのフリー打撃を見せ、今も健在のパワーを披露した。

野球教室で子供たちとタッチするトレーニングを行う元ヤンキースの松井秀喜氏

巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(50=ヤンキースGM特別アドバイザー)が10日、話題のトルピードバット(通称、魚雷バット)について語った。現役時代にあったらと問われ「練習では打ってみたいなとは思う」と試し打ちを希望した。

しかし、真剣勝負の試合となれば別物だ。日米通算507本塁打の長距離砲は、遠心力を生かした打撃を追求してきた。「自分が普段、意識していることとは、バットのコンセプトとは合ってないと思う。基本的には使わないと思う」。魚雷バットは、先端より手元側が膨らんでおり、操作性が向上する一方で、遠心力には期待できない。「基本的に遠心力がある方が飛ぶでしょ。遠心力なくなっているのでしょう。(重い部分が)手前なら」と力説した。

さらに旧知の新聞記者たちを見回すと「みんな頭いいんだから、遠心力とかスピードとか分かるでしょう。みんな大学行ってるんだからいろいろ勉強しているでしょう」と親しみやすい松井節を繰り出した。

ヤンキースでも、チザムやボルピら短、中距離打者は使用しているが、両リーグ最多本塁打の主砲ジャッジは使っていない。

試合での使用には否定的でも、一方で「どんな感覚なんだろうは気になる」と話した。「飛ばないと思うけど」と自虐を交えながら、次回の野球教室での使用案には前向きな姿勢を見せた。

松井氏はこの日、都内で野球教室を行った。フリー打撃では11スイング目で右翼まで98メートルあるフェンスを越え、50歳にして「ゴジラ」と呼ばれたパワーを見せていた。【斎藤直樹】

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