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【阪神】藤川球児監督、離脱者相次ぐリリーフ陣に苦言「そんな甘い世界ではない」


阪神藤川球児監督は、選手の体調不良による戦力離脱が続く状況に苦言を呈しました。中日との対戦が雨天で中止となり、監督は練習を見学しましたが不満を隠せない様子でした。開幕から無失点を続けていた漆原投手やセットアッパーの石井投手が体調不良で離脱し、新人投手が補う形となっています。監督は既存選手の自覚を促し、危機感を持って現状に取り組むことを強調しました。しかし、1軍の戦いという現実を前に、新人投手起用に対しても厳しい姿勢を示しています。

阪神対中日 野村コーチ(右)と話をする藤川監督(撮影・上田博志)

阪神藤川球児監督(44)が9日、体調不良による離脱者続出に苦言を呈した。中日6回戦(甲子園)が午後2時15分に雨天中止が決定。指揮官は屋内練習場、ブルペンでの練習を視察した指揮官は不満げな表情をのぞかせた。

開幕から9試合連続無失点を継続していた漆原大晟投手(28)が8日に出場選手登録を抹消。「コンディション不良」と明かした。4月30日には11試合8ホールド、防御率0・75のセットアッパー石井が体調不良で離脱(最短10日に再登録可能)。さらに8試合1勝1ホールド、防御率1・17の島本も左上肢の張りで7日に戦列を離れた。指揮官は「既存の選手たちがもっと自覚をもってやらないといけない。そんな甘い世界ではない」と話した。

ドラフト3位木下里都投手(24)がこの日、ブルペン要員として、1軍に合流。伊原、工藤と新人投手3人が1軍に名前を連ねる。「危機感は持って、投手コーチは取り組んでると思いますけど。現状(新人3人)がいいものなのか、僕はリリーフ専門ですから、これでやっていくしかない、前に進んでいくということ。1軍ですから、5月、6月、7月、8月になって育成しているつもりはないですから」。9連戦を終え、雨が運んだ2連休にも、指揮官は厳しい表情を崩さなかった。【伊東大介】

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