
巨人岡本和真内野手(28)が3、4月度の「大樹生命 月間MVP賞」を受賞した。24年9、10月度以来、自身4度目。3、4月は27試合に出場して打率3割4厘、7本塁打、23打点の成績を残し「月間MVP(を受賞すること)は、なかなか難しいと思っているので、その中で選んでいただけて本当に良かった。やっぱりスタートダッシュっていうのは、悪いよりもいい方がいい」と喜んだ。
印象に残っている試合には、今季1号本塁打を放った4月1日の中日戦(バンテリンドーム)を挙げた。「すごくホッとしましたし。あれ(本塁打)が早く出たというのは良かったかなと思います」と振り返った。
昨季はシーズン終盤に腰痛を発症した。そのため、2月の春季キャンプではS班に振り分けられて、調整を一任。スイングの強度を段階的に上げるなど、慎重に調整を進めてきた。その結果、シーズン序盤の好結果につなげ「春先のキャンプから取り組んできたことを続けていった中で、ある程度打てたのかなと思う」とうなずいた。
岡本は6日阪神戦(東京ドーム)で負傷交代し、その後「左肘の靱帯(じんたい)損傷」と診断された。一般的には全治3カ月程度とみられているが、翌7日には川崎市・ジャイアンツ球場に姿を見せるなど、早期復帰を目指している。