
巨人山崎伊織投手(26)が3、4月度の「大樹生命 月間MVP賞」を受賞した。23年7月度以来、自身2度目となる。
4月は5試合に登板して4勝0敗、防御率0・00。開幕から35イニング連続無失点のセ・リーグ記録も樹立した。
5月7日阪神戦(東京ドーム)の2回に味方の適時失策で今季初失点を喫し、記録は36イニングで途絶えたが「3月、4月は走り切ったと思うので、すごくうれしいです。(月間MVPは)2回目だと思うんですけど、前回とった時は、もう取れないんじゃないかなと思ったんですけど、前よりもいい数字でとれてうれしいです。4月だけと言われないように、5月からシーズン終わるまで精いっぱい頑張りたい」と語った。
開幕前は苦しんだ。オープン戦は5試合で16回2/3を投げて、防御率6・48。開幕直前に内海投手コーチらとフォークの改良に乗り出すなどして復調した。今季最初の登板となった4月2日の中日戦(バンテリンドーム)では8回5安打無失点。「(オープン戦で)結果が思うように出なかった中で、あの試合をうまく入れたことで、残りの試合も自分の中でもいけるって思いましたし。あの1試合の入り方で全てがうまくいった」と振り返った。
打者部門は岡本和真内野手(28)が受賞した。同チーム内でのダブル受賞となり「(岡本)和真さんは、いつも通りいっぱい打っていただいていて。守備の面でもすごい助けてもらっている」と感謝した。