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【ソフトバンク】連勝ストップも9連戦勝ち越し「結果的にゲッツーだけど…」小久保監督は前向き


7日の西武対ソフトバンク戦はソフトバンクが1-7で敗れ、5連勝がストップした。この試合では4回の併殺があり、特に痛かったが、打線が得点することができなかった。一方、前日の試合で14安打10得点を上げた打線は振るわなかったが、小久保裕紀監督は新しい打順の対応に前向きな姿勢を見せた。リーグ戦では5勝4敗と勝ち越しにも成功し、9日からは好調のオリックスとの3連戦に挑む。これまでオリックスに対しては今季無敗で、昨季から11連勝中である。

西武対ソフトバンク 戦況を見つめるソフトバンク小久保監督(撮影・宮地輝)

<西武7-1ソフトバンク>◇7日◇ベルーナドーム

ソフトバンクは大勝のち拙攻で5連勝でストップした。5回まで毎回走者を出しながら今季ワーストの4併殺。前日6日の同戦で14安打10得点を放った打線が一夜明けて沈黙した。それでも小久保裕紀監督(53)は上昇気味の新打線に前向き。9連戦の最終戦は白星で飾れなくとも5勝4敗で勝ち越しに成功した。8日の移動日をはさみ、9日からは11連勝中のオリックス3連戦に挑む。

   ◇   ◇   ◇

4併殺のうち3つは3イニング連続でともに痛かった。1-3の2回は先頭中村が出塁も柳町が二併。1-4となった3回は1死から笹川が中前打で上位打線に回る好打順だったが1番野村が遊併。4回は無死一、二塁で頼みの主砲山川が痛恨ゲッツーに終わった。 西武先発の高橋は制球に苦しみ4四球をもらいながら、得点は首痛から復帰した栗原のソロアーチのみ。ほぼ勝負が決した1-7の9回は柳町がこの日2度目の「6-4-3」。前日14安打10得点を放った打線が一夜明けて沈黙したが、小久保監督の見解は前向きだった。「結果的にゲッツーだけど対応はよかった。とらえた打球が抜けていれば全然違った」。拙攻続きも紙一重の敗戦だった。

高橋とは1年ぶりの顔合わせ。故障者続出のチームとあって、前回対戦で打席に立っているのは中村、山川、栗原の3人だけだった。指揮官は「(高橋)光成を5回まで投げさせてしまったけど、久しぶりの対戦、初見の選手もいる中でコーチのいった通りの対応はできていた。打たされたゲッツーではない」と繰り返した。連勝は5でストップも若手の成長を目の当たりにした。

9連戦は白星で締められずとも5勝4敗で勝ち越しに成功した。周東の代役1番野村は打率4割超で、柳町、広瀬隆、川瀬らが中心の新打順が機能。特に2日ロッテ戦では川瀬が劇的サヨナラ打を放って5連勝につなげた。小久保監督は「(川瀬)晃のサヨナラがなかったら優勝争いからはみ出ていたかもしれない。踏みとどまったゴールデンウイークだった」と実りある長期連戦を総括した。

8日の移動日をはさみ9日からは敵地でオリックス3連戦を迎える。対オリックスは今季3勝2分けの無敗で昨季から11連勝中。首位にいる“お得意様”をたたき、再び上昇気流に乗る。【只松憲】

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