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【巨人】緊急昇格の坂本勇人が勝ち越し二塁打 阪神門別の外角低めの変化球を粘り腰で左翼線へ


巨人は東京ドームでの阪神戦で、4回裏に坂本勇人が左翼線に適時二塁打を打ち、チームを勝ち越しに導いた。坂本は、昨年6月以来のファームでの調整を経て、チームの主砲岡本の突然の離脱による緊急昇格からスタメンに復帰。その適時打は自らの通算460本目の二塁打で、日本歴代2位に位置する。チームは今季、阪神相手に東京ドームで5連敗を喫し、不調が続く中、この勝利は重い勝ち越し点となった。坂本の復活は、チームにとって救世主のような存在であり、多くのファンがその姿に声援を送った。

巨人対阪神 4回裏巨人2死一塁、坂本は左へ適時二塁打を放ち勝ち越しに成功(撮影・加藤哉)

<巨人-阪神>◇7日◇東京ドーム

「7番サード、坂本勇人!」。試合前、スタメン発表のアナウンスが響き渡った。前夜、チームを襲った岡本離脱の悪夢。覆う重たい空気を拭い去ってほしい。緊急昇格が決まり、いきなりのスタメン出場となった精神的支柱に、願いが詰まった声援が飛んだ。

プロ19年目の今季は、開幕から11試合の出場で打率1割2分9厘と不調が続いた。自ら決断して阿部監督に申し出て、4月15日に出場選手登録を抹消。昨年6月以来のファーム再調整となった。若手選手と18年ぶりの遠征にも出た。「テレビで見てて、あそこ(1軍)で野球しないとダメだなって毎日思います。周りの方の期待もまだ裏切れない。なんとか1軍の舞台でもう1度活躍できるように」。阿部監督からの助言など周囲の支えに感謝し、復活の時を思い描いてきた。

チームの緊急事態に出番が来た。2-2の3回2死一塁。阪神の先発門別の外角低めの変化球を粘り腰で左翼線への勝ち越し打。握った拳を太ももに当てて歓喜した。今季初長打となった二塁打は日本歴代2位の“ミスター二塁打”の面目躍如の通算460本目。1位立浪の487本に迫る1打で流れを引き寄せた。

開幕から阪神に東京ドームで5連敗。史上初の屈辱に重なった主砲の離脱。この日先発の山崎の開幕からの無失点記録が、日本記録を目前にした36イニングで途絶えた直後でもあった。「おかえり」のタオルマフラーも揺れるスタンドは、希代の36歳に救世主の姿を見た。【阿部健吾】

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