
<巨人-阪神>◇7日◇東京ドーム
巨人吉川尚輝内野手(30)が、第92代の4番を務めることが決まった。
開幕から32試合連続で4番で先発した岡本和真内野手(28)はこの日、左肘の筋損傷のため、出場選手登録抹消になった。
前日6日阪神戦(東京ドーム)の1回無死一塁で中野の三塁へのバントを処理した三塁手・浦田の送球がややそれて、一塁ベースに入った岡本が中野と交錯した。左肘付近を押さえて、顔をしかめながらグラウンドに倒れ込み、そのまま負傷交代。阿部慎之助監督(46)は「長期離脱にちょっとなりかねないかなあという感じかな。多分ダメだね」と明かしていた。
今季全試合3番でスタメン出場した吉川はプロ通算768試合目で初めて4番を務める。中京学院大から16年ドラフト1位で入団して9年目。今季は32試合の出場で打率3割2分の好成績を残している。