
<マーリンズ4-7ドジャース>◇5日(日本時間6日)◇ローンデポパーク
ドジャース佐々木朗希投手(23)が、メジャー初安打&初打点を記録した金慧成(キム・ヘソン)内野手(26)を、インスタグラムで祝福した。
キムは「9番二塁」でメジャー初スタメン。5回無死の第2打席で、右腕アルカンタラから左前打を放ち、メジャー初安打をマーク。記念球はドジャースベンチへ返還された。続く大谷翔平投手(30)の打席で、今季2盗塁目となる二盗を決め、大谷の9号2ランで生還した。ベンチでは、大谷がジャンプしながらハイタッチを呼びかけ、喜びを分かち合った。
6回2死一、二塁の第3打席では、右腕フィリップスから中前への適時打。この日の2安打目が、メジャー初打点となった。4打数2安打1打点1盗塁の活躍だった。
佐々木は、ロッカールームで撮影したキムの弾けるような笑顔を近距離で撮影。ハングルで「おめでとう」と添えて投稿した。
佐々木は3日(同4日)のブレーブス戦、5回3失点でメジャー初勝利を挙げた。今季は7試合に登板して1勝1敗、防御率は3・86としている。
キムは右足首の炎症で負傷者リスト(IL)入りしたトミー・エドマン内野手(29)に代わって、2日(同3日)にメジャー初昇格。同日のブレーブスで守備から途中出場すると、3日(同4日)には、代走でメジャー初盗塁を記録した。
韓国プロ野球キウムからポスティングシステムで1月にドジャースに移籍。3年総額1250万ドル(当時のレートで約19億3750万円)で、2年間の球団オプション付きの契約を結んだ。4年連続で打率3割越えの実績があり、期待されたが、オープン戦では低迷。15試合の出場で打率2割7厘、1本塁打と結果が出なかった。
3Aでは28試合の出場で打率2割5分2厘、5本塁打、19打点をマーク。「今はとてもいい感覚で、自信を持って出来ている、スイングを変えて、かなり練習してきた。(春キャンプで)チームに初めて来た時と比べて、ずっといい」と、胸を張った。