
<西武0-2ソフトバンク>◇5日◇ベルーナドーム
2番手で登板したソフトバンク松本晴投手(24)がうれしい今季初勝利を手にした。4回まで投げた「大津さんが無失点だったので、しっかり0で抑えて、チームに勝ちを持ってこられるように投げた」。マウンドに上がった5回。いきなり1死三塁のピンチを招いたが、渡部聖を自慢のチェンジアップで空振り三振。2死一、三塁からは栗山を三ゴロに仕留めた。6回も長谷川、野村を連続見逃し三振。2回を無失点で切り抜けた。
今季は11試合に登板し、無失点投球を継続。遠征先でもジムに通い、体力強化に余念がない。「ピンチの場面でも自分の投球ができた。(連続無失点は)いつかは途切れると思っている。あまり考えずに1球に集中して頑張りたい」。貴重な中継ぎ左腕が存在感を示した。