
<ロッテ1-2楽天>◇5日◇ZOZOマリン
ロッテは3併殺など拙攻が響き、今季ワーストの6連敗で借金6と膨らんだ。吉井理人監督(60)は「打線が9四死球で1点しか取れていない。何か問題あると思う」と反省した。試合終了後は今季最長となる約1時間のミーティングを行い、打開策を練った。「打順ですよね。並べ方が下手だったのか。どうしたら解消できるか、しっかり考えていきます」と話した。
一方、先発した田中晴也投手(20)は6回2安打2失点(自責点1)と粘投も2敗目を喫した。吉井監督は「若いピッチャーなんで、いろいろ課題はあると思います。だけど、6回2失点は頑張ったと思います」と及第点を与えた。田中晴も「先制点を取られてしまったことは反省点です。寺地と頑張ってイニングの失点を最少で切れたこと、ある程度ゲームは作れたと思う。より完璧なピッチングというところでは今日は本当にチームを勝たせようという気持ちでマウンドに上がったので、まだもうちょっとできたのかなと思います。そこは悔しい」と話した。
6日は大型連休最終日。「もう、いつも通りです。相手やっつけるつもりで全力でやっていくだけです」と吉井監督。熱いファンの後押しを受け、連敗を止めてみせる。