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【町田】黒田監督、苦境を魚釣りに例え「食い付かせるところまではいいが、釣り上げる技術が…」


FC町田ゼルビアの黒田剛監督が、直近の成績が振るわないチームの状況を魚釣りに例えて分析し、問題点を共有し解決するチーム戦略を強調しました。特に試合の中でチャンスを生かしきれない現状を指摘し、選手間のコミュニケーションやポジショニング改善の重要性を強調しています。さらに、ACL出場権を獲得したものの、川崎フロンターレの敗北による進出という状況には複雑な気持ちを表明しました。Jリーグでの監督業の大変さを再確認し、困難を乗り越える精神力を鍛える必要性を述べています。

次節京都戦に向けて囲み取材に応じた町田の黒田剛監督

FC町田ゼルビアの黒田剛監督(54)が5日、次節ホームの京都サンガ戦(7日・Gスタ)に向けてメディア対応し、直近5試合で1勝4敗と壁にぶつかっている現状を語った。

チャンスは作りながらも1本が決められない。そんな現状を魚釣りに例えた。

「エサに食い付かせるところまではうまくいっているけど、釣り上げる技術のところにミスが生じている。それは抵抗する魚との呼吸とか、またはタイミングとか。そういうものであったり、周りの手助けであったり、それが最終的に魚を逃してしまっている。だから最後のところはやっぱりみんなで共有しながら、うまく釣り上げられるところまで詰めていく必要がある。ただそんな簡単じゃないので、やっぱりそこは今苦しんでいる。言葉で言うと簡単なワードだけど、1人で達成できるものではないから、みんなと合わしていかないと駄目」

過密日程とあって映像中心だが、選手同士の考えを擦り合わせ、クロスに入っていくタイミング、ポジションなどを確認している。

「入るとか入らないとかいう話ではなく、フィーリングの問題だったり、コミュニケーションの問題だったり、やっぱりチャンスを感じるか感じないかっていうところであったり、日々突き詰めていき、彼らが感じて、それに対して反応していく。それを洗練させた時に1本中の1本っていうところ」

黒田監督自身、勝てない苦しさを感じているようだ。

「あんまり引きずることなく次に切り替えて戦っていくことも、チーム力の高さってことにつながってくる。自分自身もそこに慣れていかなきゃ駄目だと思っている。多分、毎年毎年いろんなチームで監督をやっている人たちはすごいメンタルだなっていうか、精神力だなって感心させられるところもあるし、こんなこと毎日やっているのかと思うと、すごいなって。あらためてJで監督をやってきた人たちに敬意を表したい」

常勝軍団・青森山田高からプロに転身して3年目。あらためてJリーグで勝つことの厳しさを実感している。

チームは9月から始まるアジアチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)に日本勢3枠目で出場することが決まった。ただ、川崎フロンターレがACLE決勝で敗れての進出とあって「あまり喜べない、人の不幸を喜ぶようなことになるので」と自重した上で、「クラブの新しい歴史として1つ扉が開いた。ただ夏以降のACLの期間を迎える前までにやらなきゃいけないことはたくさん出てくると思うし、9月から始まるものに対して今からあんまりワクワクさせてもしょうがない」などと話すにとどめた。

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