
カブス今永昇太投手(31)が4日(日本時間5日)、敵地でのブルワーズ戦に先発。6回途中に左太もも裏痛のアクシデントで途中降板し、2敗目(3勝)を喫した。5回までは無失点と安定感抜群だった。ところが、6回1死一、二塁から併殺プレーで一塁へベースカバーに入った際、左足太もも裏に異常が発生。自らベンチに合図を送り、カウンセル監督、トレーナー陣らと話した結果、緊急交代となった。
今永は前回登板(4月29日)のパイレーツ戦でも、両足のけいれんのため、6回途中で降板した。試合後、地元メディアに対応した今永は、前回のけいれんは太ももの表部分で、今回は裏部分であると説明。「初めての箇所なので明日チェックしなければ、何が起こっているのか分からない。今週は体の状態がすごく良くて、水分量、筋肉の状態もかなりいい状態だった。ケガする前兆はまったくなかったので、すごくショックです」と話した。
カウンセル監督は負傷者リスト(IL)入りする可能性について、「明日、チェックして情報を集めてから」と慎重な姿勢に終始した。5日にも本拠地シカゴで精密検査を受ける予定。今永自身は「普通に歩けているので、どれだけひどい状態なのか、それとも軽いのか、初めてなので分からないです」と冷静に話した。