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【巨人】岸田行倫1号「必死」今季初先発で躍動 甲斐の腹くくる配球参考 4投手を巧みにリード


巨人はDeNAに3-1で勝利し、単独首位に浮上した。特に注目されたのは、岸田行倫捕手の6回に放ったシーズン初のソロ本塁打で、チームに勢いをもたらした。岸田は攻守で貢献し、4打数2安打2打点を記録。守備では、グリフィン投手を6回無失点に導いた。初スタメンながら緊張感をプラスに変えた岸田の活躍を阿部監督も称賛。試合前のミーティングや状況判断を含めた甲斐捕手の加入もプラスに働いている。岸田は「勝てて良かった。継続して貢献したい」と語った。

DeNA対巨人 9回裏DeNA2死一塁、佐野を三振に仕留め勝利を決め、勝利のハイタッチをする岸田(右)ら巨人の選手たち(撮影・浅見桂子)

<DeNA1-3巨人>◇4日◇横浜

きっしゃんがチームに追い風を吹かせた。2点リードの6回1死。巨人岸田行倫捕手(28)はDeNA東の真ん中に入ってきた直球を強振した。左中間スタンド最前列に飛び込む今季1号ソロに「何とか塁に出ようと必死にいきました。いい風が吹いてくれました」。前日の完封負けとは一変。貴重な1発にベンチのムードも最高潮となった。

待ちに待った出番が回ってきた。ようやく巡ってきた今季初スタメンのチャンス。「なかなか出場機会が少ないので、(試合に)出た時にしっかりやらないといけないプレッシャーはありますけど。それをいい緊張感に変えてやれている」との言葉通り、攻守で躍動した。打っては4打数2安打2打点。捕手としてもグリフィンを6回無失点の好投に導いた。阿部監督も「ナイスリードでしたね。あのホームランもね、自分も楽になったじゃないですかね」とたたえた。

球界屈指の捕手である甲斐の加入をプラスに捉える。試合前の捕手ミーティングや試合中の言動、行動を観察。勝負どころで腹をくくる配球を参考にした。「こっちが(リードを)主導している側なので、迷っている場合ではない」と岸田。4人の投手を巧みにリードした。

チームは再び単独首位に躍り出た。岸田は「今年初めてのスタメンで、すごい緊張感の中で試合に挑んだんですけど、まずは勝てたことが良かったですし、チームに貢献できるバッティングができたので、引き続き継続していきたい」と力強かった。きっしゃんは頼りになる。【水谷京裕】

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