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【ACLE】川崎F日本代表DF高井幸大は準優勝に涙 奮闘も3試合連続2失点喫する


アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の決勝で、川崎フロンターレはサウジアラビアのアルアハリに0-2で敗れ、初のアジア王者の座を逃しました。試合は前半に2点を許し、後半の攻勢も実らず終わりました。試合後、日本代表DFの高井幸大は涙を浮かべる姿が印象的でした。準々決勝と準決勝では好調を維持し、特にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを封じる活躍を見せていましたが、決勝では強力なアルアハリの攻撃に屈しました。特に元ブラジル代表FWフィルミーノの活躍が際立ちました。川崎Fは次シーズンに向けて再起を図ることが求められます。

アルアハリ対川崎F アルアハリ・トニーと競り合う高井幸大(AP)

<ACLE:アルアハリ2-0川崎F>◇3日(日本時間日)◇決勝◇サウジアラビア・ジッダ

川崎フロンターレの悲願は、あと1歩でかなわなかった。アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の決勝でアルアハリ(サウジアラビア)に0-2で完敗。初のアジア王者になる夢は、持ち越しとなった。

日本代表DF高井幸大(20)は試合後、涙を流して悔しがった。前半35分に先制を許すと、同42分にも失点を重ねた。後半は攻める時間帯もあったが、枠内シュート0に終わった。

準々決勝以降のACLEファイナルズで中2日のタイトスケジュールながら高井は3試合連続フル出場。準決勝ではポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(40)を封じて決勝進出の立役者の1人となった。

決勝前には「無失点で優勝できるようにしたい」と意気込んでいたが、元ブラジル代表FWフィルミーノ(33)ら強力攻撃陣の前に2失点。体を張って奮闘したが、力及ばなかった。試合終了後には目を潤ませ、タオルで顔を拭くシーンも映し出された。

【得点経過】

0-1 前半35分 ガレーノ(アルアハリ)

0-2 前半42分 ケシエ(アルアハリ)

【今大会の勝ち上がり】

▼1次リーグ 6勝2敗

▼準々決勝 川崎F 3-2 アルサド(カタール)

▼準決勝 川崎F 3-2 アルナスル(サウジアラビア)

▼決勝 川崎F 0-2 アルアハリ(サウジアラビア)

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