
<阪神7-1ヤクルト>◇3日◇甲子園
3年目のヤクルト橋本星哉捕手(24)がプロ初安打を決めた。
7回2死から代打で登場し、阪神湯浅の148キロ直球を中前打とした。通算プロ4打席目で記念の1本を放った。
「今年3年目で、少し焦りもあったのですけど、ファームで宮出さん(2軍打撃コーチ)、坪井さん(2軍打撃コーチ)、青木さん(GM特別補佐)に教えてもらい、自分の中で落ち着いて打席に立てた。自分の形で打てたら、何とかヒットになるとファームの試合でも感じていた。まず何とか出せてよかった」と喜んだ。
橋本は長打力が武器の左打者。中央学院大から22年育成ドラフト1位で入団した。昨年5月に支配下登録を勝ち取り、今季は4月27日に1軍昇格していた。「1本1本の積み重ねだと思うので、これからチームの勝ちに貢献できる打撃ができたら」と次の1本を目指していく。