
<DeNA1-0巨人>◇3日◇横浜
DeNAが犠飛の1点を守り切って接戦を制した。スライド登板となった先発のトレバー・バウアー投手(34)がNPB初完封で巨人打線を寄せ付けなかった。122球で9回を投げ、6安打完封勝利を挙げた。
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▼バウアーが来日初完封。DeNAの投手が巨人戦でスコア1-0完封をマークしたのは09年10月2日のランドルフ以来、球団16年ぶり。DeNAの外国人投手では02年8月8日のバワーズ、前記ランドルフに次いで3人目だ。
▼バウアーは大リーグで19年に1度、20年に2度完封を記録。日米を通じての完封はサイ・ヤング賞、最優秀防御率に輝いたレッズ時代の20年に、8月19日ロイヤルズ戦でマークして以来5年ぶり。大リーグでの1-0完封はなかった。
▼決勝点は松尾の犠飛。DeNAの1-0勝利で投手が完封、捕手が勝利打点は、93年8月21日巨人戦で野村が完封、谷繁が斎藤雅からソロ本塁打を放って以来32年ぶり。