
<日本ハム3-4西武>◇3日◇エスコンフィールド
日本ハムが西武に敗れ、3位に転落した。0-1の6回2死、右翼万波の落球で2死二塁とピンチを招き、先発加藤貴が西武渡部聖に中前適時打を許し失点。7回2死一、二塁では一塁清宮幸が滝沢の打球をトンネルし、痛恨の3点目を献上した。さらに2死二、三塁で2番手の柳川が西川に右前適時打を許し、4点差に広げられた。
5回2死の攻撃では一塁走者の五十幡亮汰外野手(26)が二盗の際、スライディングした左足のつま先が二塁ベースに突き刺さって挟まり、勢いに乗った上半身が起き上がる際に左足首が無理やり伸びてしまう形となった。ベースから離れないような体勢で左足首付近を手で押さえながら痛がった五十幡に、トレーナーが運転する“救急カート”も出動して五十幡も乗車。ベンチへ引き揚げ、代走として松本剛が送られ、無念の交代となった。
15勝13敗で貯金はまだ2残っているが、ビジターで12勝2敗、本拠地エスコンフィールドでは3勝11敗となった。