
<ドジャース-マーリンズ>◇4月30日(日本時間1日)ドジャースタジアム
ドジャース大谷翔平投手(30)が、同僚に飛び出した待望のアーチをベンチでバンザイして喜んだ。2回2死、左の長距離砲マックス・マンシー内野手(34)が中越えに今季1号本塁打。出場29試合、106打席目でようやく出た1発に、ベンチは大盛り上がり。大谷もうれしそうにバンザイした。
マンシーは開幕から不振が続き、4月を終えて打率1割9分4厘、1本塁打、5打点。23年に自己最多タイの36本塁打を放ち、7連続で2ケタ本塁打をマークしているパワーヒッターが苦しんでいた。
マンシーは「打席での感覚はとてもいい。質もよくなっている。ロサンゼルス(ドジャース)でプレーするというのは、簡単なことではないけど、こういうプレッシャーの中でプレーできるのは特権だと思う」と語った。本塁打後のベンチでの祝福については、「素晴らしかった。みんなが、互いのことを気にしている。全員が、チームのために勝ちたいと思っている」と、固い結束力を強調した。