
レアル・マドリードのブラジル代表FWロドリゴ(24)が退団を検討していると、スペインメディア「ラジオ・マルカ」が30日に報じた。
ロドリゴは特にここ最近調子を大きく崩してほとんど得点できておらず、Rマドリード加入後、最も困難な時期を過ごしている。同メディアによると、ハーフタイムに交代を命じられた国王杯決勝バルセロナ戦の翌日から自宅に閉じこもり、自身の将来について検討しているという。バロンドールとザ・ベストFIFA2024最優秀選手賞のトップ20から外れたことがそのように考える最初の転機となったとのことだ。
またロドリゴは自身のプレースタイルが現在のチームに合っていないことを嘆いているという。そしてRマドリードが近年、欧州チャンピオンズリーグで成功を収める中、重要な役割を果たしてきたにもかかわらず、チーム内でビニシウス、エムバペ、ベリンガムに注目が集まっていると感じているとのことだ。
Rマドリードはアンチェロッティ監督の退任は決定的で、現在レバークーゼンで指揮を執るシャビ・アロンソが後任の最有力候補に挙がっている中で、ロドリゴは新監督から強く残留を求められない限り、退団の意志を変えることはないと同メディアは伝えている。
また、スペイン紙マルカによると、ロドリゴは欧州のビッグクラブからのオファーに事欠かないとのことだ。
ロドリゴは今季ここまで、Rマドリードで公式戦51試合に出場し、14得点8アシストを記録。得点、アシスト共にチームで3番目に多い。(高橋智行通信員)