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【中日】涌井秀章「石川さんがまだまだ続けると思うので追っかけて」6回1失点で21年連続白星


中日の涌井秀章投手(38)が阪神相手に今季初登板初先発し、6回1失点で勝利を収めた。涌井はプロ1年目から21年連続で白星を挙げているが、上を目指したいと前向きに語った。試合では4回に阪神の佐藤輝からソロホームランを打たれた以外、安定したピッチングを見せた。また、涌井はチームメイトの細川にも励ましの言葉をかけ、細川はそのお礼として2回に先制のホームランを放ち、涌井の勝利をサポートした。この勝利で涌井は15年ぶりに阪神戦での勝利を挙げた。試合後、涌井は細川とご飯の約束をして親密な関係を示した。涌井は今後も第一線での活躍を目指し、さらなる勝利を狙う意向だ。

中日対阪神 ファンの歓声に手を振って応える涌井(撮影・上田博志)

<中日4-1阪神>◇29日◇バンテリンドーム

中日涌井秀章投手(38)が今季初登板初先発で阪神を6回1失点に抑え、今季初勝利を挙げた。プロ1年目から21年連続白星にも「まだまだ一線でやりたいので全然気にしていない。上には上がいる。(25年連続のヤクルト)石川さんがまだまだ続けると思うので、そこを追っかけていければ」と、感慨に浸ることはなかった。

4回、佐藤輝に許したソロの1点のみ。3点を勝ち越した直後の6回は1死一塁から森下を内角低め146キロで見逃し三振。続く佐藤輝はチェンジアップで一ゴロに仕留めた。

オープン戦3試合で計10回8失点と打ち込まれ、開幕は2軍。「3月は正直よくなかった。3月、4月と走り込んで、自分のやりたいことができた。キャンプ中ちょっと寒かったりして無理できなかったので」。慌てずに球のキレや状態を上げ、2軍で3試合に先発し、19回1失点と結果を残して出番を待った。

6月で39歳。86年生まれの昭和の男は、後輩の面倒見がいい。現役ドラフトでDeNAから移籍してきた細川もその1人。不振に苦しむ姿に「大丈夫、頑張れよ」と伝え、励ましてきた。細川は「涌井さんを何とか勝たせたい」と2回に先制の2号ソロで援護。一緒にお立ち台に上がった涌井は「今日の夜、ご飯行こうかとLINE(ライン)したら打ってくれたので、これから先行予約しておこうかな」と笑わせた。阪神戦は昨年まで7連敗中で15年ぶりの勝利。「1つ勝てて次につながる」。まだまだこれからも第一線で、白星を重ねる。【石橋隆雄】

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