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【磐田】3連敗にサポーターも大ブーイング「負けを待つような試合」ハッチンソン監督


ジュビロ磐田はJ2リーグ第12節でレノファ山口に0-1で敗れ、クラブワーストタイの3連敗を記録した。試合は終始、磐田が劣勢に立たされ、前半にはMF川合徳孟のゴールがハンドで取り消される不運にも見舞われた。後半も攻撃の組み立てがうまくいかず、守備も崩され失点。この結果を受け、ジョン・ハッチンソン監督は自身の責任を認めつつ、次戦に向けて立て直しを誓った。チームは現在9位で、首位との勝ち点差は14と目標のJ2優勝が遠のいている。

3連敗を喫し、うなだれる磐田の選手たち

<明治安田J2:磐田0-1山口>◇29日◇第12節◇ヤマハスタジアム

ジュビロ磐田はホームでJ3自動降格圏に沈む19位レノファ山口に完封負けを喫した。J2ではクラブワーストタイとなる3連敗。試合後はゴール裏の応援席からは容赦ない罵声とブーイングを浴びせられた。

前半から受け身だった。相手のハイプレスに苦戦し、自陣でボールを奪われるシーンが目立った。同36分、右CKからMF川合徳孟(18)が右足ボレーでネットを揺らしたが、ノーゴールの判定。直前のハンドを取られ、幻となった。高卒ルーキーの川合はこの日がリーグ戦初先発。試合前は「『やってやるぞ』という気持ちだった」と気合十分だったが、「やりたことができずに、押し込まれてしまった」と前半の拙攻を反省した。

後半は攻撃時の組み立てを微調整。一時は盛り返すも、先手を取られた。同21分に自陣右サイドをあっさりと崩され、失点。この1点が決勝点となり、ジョン・ハッチンソン監督(45)は「全然よくなかったし、負けを待つような試合。それは私の責任でもある」と力なく話した。

90分間で放ったシュートは相手11本に対し、わずか5本。下位に沈む相手に攻めあぐね、試合終了を待たずに席を立つサポーターも少なくなかった。今季、クラブはJ2優勝でのJ1復帰を目標に掲げているが、ここまで5勝2分け5敗で9位。首位のジェフユナイテッド千葉との勝ち点差は「14」と、目標を下方修正せざるを得ない状況に陥っている。

ゲームキャプテンのDF松原后(28)も「残念な結果で本当に申し訳ない」。中3日で控える5月3日はアウェーでFC今治と対戦する。松原は「チーム一丸でやっていく」と必死に顔を上げた。【神谷亮磨】

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