
27日のフランスリーグ・アン第31節アウェーのRCランス戦(0-4)に先発し、前半に2ゴールを決めたオセールのFWオナイウ阿道(29)が、28日レキップ紙に高く評価された。
同紙は「昨日(27日)ランスで、それぞれ2ゴールと3アシストを記録したオナイウ阿道とラシヌ・シナヨコ(25歳、マリ代表FW)が血と黄金(RCランスの愛称)のディフェンスを粉砕した」と伝えた。
オナイウについては「29歳の日本人FWが2ゴールを決めたが、これは今季リーグ・アンでの最初の27試合で決めたゴール数と同じである。彼はリーグ・アン初シーズンの際、トゥールーズの試合で2ゴールのみを決めていた(2022-23年)」とし、「3月中旬に肩を負傷したハメッド・ジュニオール・トラオレの存在を理由に、彼(オナイウ)は、今シーズンは存在感を示すのに苦戦している」と説明した。
また同紙によると「我々は、彼(オナイウ)のFWとしてのクオリティーを知っている。彼は、昨年我々が非常に頼りにしていた選手であることを示すのに(リーグ2で得点王)、ハメッド・ジュニオールの不在をうまく利用している。ピッチに立つと全力を尽くす。非常に良いトレーニングをしているし、大したメンタルの持ち主だ」と監督は話していた。
個人評価では、オナイウは、チームで最高点の8点(10点満点中)のシナヨコに次いで、ペラン、レオンらと同じく2番目の7点と採点された。(松本愛香通信員)