
阪神佐藤輝明内野手(26)が29日中日戦(バンテリンドーム)からの9連戦9連勝を高らかに宣言した。
4月はすでに7本塁打。9連戦でのアーチ量産を問われると「まあまあ、勝てればいいです。1試合1試合必死にがんばるだけ」とさらり。「9勝目指して頑張ります。それくらい、いかないと」と大胆不敵に笑みを浮かべた。
4月の残り2戦でアーチを上積みすれば、22年4月、23年9月、そして今月に記録した自己最多の月間7本塁打を更新する。今季8本塁打のうち6本塁打が中堅から左翼方向。逆方向への強い打球が自信を後押しする。9連戦中には5月5日のこどもの日が含まれる。同日の打撃成績は過去14打数5安打4打点1本塁打、打率3割5分7厘。「何の日ですか? こどもの日? よし、じゃあいきましょう!」。今年の5月5日は敵地巨人戦。宿敵相手の快音にも腕ぶした。
ゴールデンウイーク期間の9連戦。ビジター、ホームとも大入り満員は必至だ。「いいところを見せられるように頑張りたい。みんないい状態だと思うので、できるだけいっぱい勝ちたい」。現時点で2位広島に1・5ゲーム差。自らのバットで虎を首位快走に導く。【伊東大介】