
<FA杯:ノッティンガム・フォレスト0-2マンチェスターC>◇27日◇準決勝◇ウェンブリー・スタジアム
イングランド協会(FA)カップは準決勝の1試合が行われ、マンチェスター・シティーが2-0でノッティンガム・フォレストを下し、3季連続で決勝に進出した。5月17日の決勝でMF鎌田大地が所属するクリスタルパレスと対戦する。
リバプールのプレミアリーグ制覇が決まり、前人未到の5連覇を逃したマンチェスターCだったが、FA杯では順当に決勝へ駒を進めた。開始2分にDFリコ・ルイスが先制し、後半6分にもCKからDFグバルディオルが追加点を奪って勝ちきった。
グアルディオラ監督は決勝で対戦するクリスタルパレスについて「数週間前にも対戦(0-2から5-2と逆転勝ち)しましたが、前線の選手のスピードは素晴らしく、(グラスナー)監督も素晴らしい。フィジカルも強く、経験も豊富」と警戒した。
今季はリーグ4位で優勝したリバプールに勝ち点21差をつけられたが、希代の名将は「今季は良いシーズンではありません。プレミアリーグでリバプールに10億ポイント差をつけられている」との冗談の後に「シーズンが良いか悪いかはプレミアリーグで決まる」と話した。FA杯のタイトルと来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権だけでは満足できないとしつつも「ダメージは最小限に抑えられる」と残る戦いを見据えた。