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菅野智之「気持ち切らさず」初回3失点も修正能力の高さ発揮し2回以降無失点 2戦連続7回粘投


オリオールズの菅野智之投手は、ナショナルズ戦で序盤に3点を許したものの、その後は安定した投球で立ち直り、7回5安打3失点と粘りの投球を見せた。1回にはウッドに先頭打者本塁打、ベルに2ランを浴びるも、試合後には「カウントを悪くして打たれた」と反省。以降はストライク先行の投球で、特にウッドとの3度目の対戦ではフルカウントからスライダーで三振を奪い、同じ打者にやられない対応力を見せた。自身の継投は無四球で、チームで唯一7回以上を投げ続ける孤軍奮闘を続けているが、チームは敗戦。菅野は「当たり前のことをより丁寧に行うことが重要」と日々の努力を振り返った。

ナショナルズ戦に先発したオリオールズ菅野智之=2025年4月23日(ロイター)

<ナショナルズ4-3オリオールズ>◇23日(日本時間24日)◇ナショナルズパーク

【ワシントン23日(日本時間24日)=久保賢吾】オリオールズ菅野智之投手(35)が、ナショナルズ戦で修正能力の高さを発揮した。1回にウッドに先頭打者本塁打、ベルの2ランでいきなり3点を失ったが、2回以降は二塁さえ踏ませず、2安打無失点。7回5安打3失点と粘投したが、中継ぎ陣が8回に決勝点を奪われ、チームは3連敗を喫した。

1回に2被弾で失点したが、菅野の中で理由は明確だった。「カウントを悪くして打たれるべくして、打たれたような気がしますし、そこが全て」。ウッドは3-1からのツーシーム、ベルは2ボールからのカーブで、打者有利のカウントで痛打された。2回以降は「気持ちを切らさずに丁寧に」投げ、ストライク先行の投球で打者を攻めた。

真骨頂は、5回のウッドとの3度目の対戦だった。フルカウントから、バックドアのスライダーで見逃し三振。「同じバッターにやられると、やっぱりチームの士気も下がる。同じバッターに2回やられなかったっていうのは良かったと思います」と振り返ったように、本塁打を浴びたウッド、ベルは2打目以降、完璧に抑え込んだ。

自身2試合連続で7回を無四球で投げきった。チームで7回以上を投げた先発陣は菅野のみで孤軍奮闘が続く。「マウンドでの姿であったり、何とかしようとする姿勢であったりとか、当たり前のことを当たり前のようにできる選手がいい選手だと僕は思ってるので、何かすごいことをやるよりも、いつもやってることをより丁寧に」。35歳のルーキーは足元を見つめながら、日々前進する。

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