
<ナショナルズ4-3オリオールズ>◇23日(日本時間24日)◇ナショナルズパーク
オリオールズ菅野智之投手(35)がナショナルズ戦に先発し、初回に2本塁打を浴び3失点したものの、2回以降は立て直し、7回まで94球を投げ、5安打3失点、無四球1奪三振で勝敗は付かなかったがHQS(7回以上3失点以下のハイ・クオリティー・スタート)を達成した。
これで2試合連続のHQSとなり、米メディアから称賛の声が上がった。地元紙ボルティモア・サンのジェイコブ・カルビン・マイヤー記者はX(旧ツイッター)に「モトユキ・スガノが再び素晴らしい投球をした。この効率の良い投球と彼の冷静さを見ると元気が出る。オリオールズの他の先発が苦戦している状況なので、なおさらだ」と称賛し、地元メディア「ボルティモア・バナー」のアンディ・コストカ記者は「スガノが初回に2被弾し大崩れする可能性もある試合だったが、その後の打者14人中13人からアウトを奪った。先発ローテで彼以外に7回まで投げた投手は皆無だが、彼はそれを2度達成した」と伝えた。また菅野は2試合連続で7回無四球を記録し、ボルティモア・サン紙のマット・ウェイリッチ記者は「オリオールズでこれを達成したのはこの10年間で菅野を含め4人だけ」と紹介した。