
<カブス-ドジャース>◇23日(日本時間24日)◇リグリーフィールド
メジャー3年目のカブスのピート・クローアームストロング外野手(23)が2点を追う4回に逆転の5号3ランを放った。2ボールから低めのシンカーを左中間スタンドに運び、試合をひっくり返した。
ドジャースは3回1死一、二塁から大谷翔平投手(30)の「パパ初安打」となる右前打で満塁とチャンスを広げ、T・ヘルナンデスの左前適時打で2点を先制。劣勢ムードのカブスだったが、本拠地の大歓声を受けながら「PCA」の一打で逆転した。
俊足の中堅手として華麗な守備でファンに人気の高いクローアームストロングは、3月の東京ドームでの開幕シリーズでもプレーと人柄でたちまち日本のファンを魅了。ブルーの星をちりばめたヘアスタイルも注目を集めた。
前日は両軍21得点の乱打戦の末に、カブスが延長10回サヨナラ勝ち。この日も「PCA」の逆転弾の直後の5回に、ドジャースのT・ヘルナンデスが勝ち越し2ランを放った。6回にはクローアームストロングが適時打を放つなど、カブスが4得点で再逆転し、乱打戦になった。